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C3.AIが1日で17.36%上昇して上場来最高値更新した理由

しぐのるです。

12/14にIPOされたエンタープライズAI企業のC3.AI【AI】が金曜日のマーケットで17.36%上昇し、
上場来最高値を更新しました。

私はIPO初日に徹夜して平均90ドル台で割と大量に購入していたこともあり、呵呵大笑でこの記事を書き始めております。(しらんがな)

このC3.AI【AI】がなぜこんなに急上昇したのか?
その理由は以下の三つで説明することができます。

  1. C3.AIの事業が将来的に超魅力的だから
  2. 現在の金融緩和状態がまだまだまだまだ続きそうだから
  3. タックスロスセリングが終わり、クリスマスラリーが始まったから

 

解説すると、こんな感じになります。

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C3.AIの事業の魅力とは?

C3.AIの事業はその名の通り、AI(人工知能)を用いたサービスの提供です。
顧客は大きいところでロイヤルダッチシェル、アストラゼネカ、レイセオン、アメリカ空軍等々です。上場していないトコでは「コーク・インダストリー」っていう石油エネルギー等のコングロマリッド。アメリカで非上場企業の第二位の売り上げ規模だそうですよ。コーク一族の同族経営だそうです。うん?悪の組織かな?(やめとけ)

顧客達はC3.AIのAIによる機械学習で得られたデータを活用するわけですね、
その為にC3.AIは数億個のセンサーを顧客に配り、常にデータを収集しています。

そして得られたビッグデータをAIに機械学習させ、在庫の最適化AI、エネルギーロスを最適化するAI、金融機関向けのマネーロンダリング監視AI等々を提供しているわけです。サブスクリプションで。

そういったサービスは他にももちろんありますが、
株式を上場させたってのはこのC3.AIが初といっていい状態です。

つまり、生き馬の目を抜くハイテク業界で最先端ってことですね。
しかも中身は流行りのAIです。
投資家からしてみたら、外枠だけみても「儲かりそうな気配」がします。

2020年度決算はまだ赤字でしたが、IPOしたばかりの若い企業はそいういうもんです。
売り上げの伸びからしたら次は黒字化してるでしょう。

で、売り上げ上がるの?っていう疑問にはこの会社の創業者をみれば説明ができます。
その人とは、元オラクルの超敏腕営業部長だった「トム・シーベル」です。

技術屋出身じゃなくて営業出身なわけですね。
しかもこのC3.AIはこのトム・シーベルのポケットマネーで創業し、そこにベンチャー投資家を徐々に入れて行くという方法で大きくなってきました。
営業屋っぽいやり方ですよね、最初に小さくてもモノをつくって、モノを売り込んで拡大させていくっていう王道スタイル。

で、今回のIPOではコーク一族とかマイクロソフトがウン千億ドルを買い取るそうです。
アメリカ非上場企業第二位と時価総額世界3位の企業が「買う」ハイテク企業ってわけです。

この座組で魅力がないとは言わせません。買いたくなるでしょう?

 

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金融緩和続行=金融相場=財務諸表とかカンケーなく騰がる相場ってこと

世の中には金融相場と業績相場があります。金融相場は低金利を背景に金が余る状況のこと。
カネが余るもんだから金利が低いです。金利低いのにキャッシュ=現金を後生大事に抱えてると
インフレによって毎年数%自分の持ってるお金の価値が減っていきます。

去年100円だったものは来年101円じゃないと買えなくなるわけです。
それって自分の貯金が減ってるのと同じことでしょう?

なもんで、貯金しとけば損なわけで、それなら株式、金、その他金融資産に替えて持っておこうってことでその辺の相場にカネがなだれ込んで価格が上昇します。

もちろん何でもかんでも上がるワケじゃありません。
古くは日本のバブル、ドットコムバブル、ITバブル、チャイナバブル、そしてココ数年はGAFAMとかFANGとか言われてたハイテクバブルって寸法で、上がる相場のテーマがその時によって違いますが、まぁ時代の最先端いってるトコに金が集まるわけです。

上で書いた通り、C3.AIは時代の最先端をいく企業であり、事業です。
カネの集まりやすい最先端企業に、金が集まりやすい金融相場が重なりました。

そして、つい最近のFOMCでパウエル議長は「低金利政策はまだまだやめねー」って明言しました。金利上げる兆候のちの字も見せなかった。これが意味するところはってことです。

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タックスロスセリング終わりのクリスマスラリー開始

タックスロスセリングってのは投資家がその年の儲けと、損が出ている銘柄をわざと売ることで、
損益通算させて儲けに対してかかる税金を少しでも減らそうっていう売りの事を言います。
それが例年クリスマスの前1週間くらいまで続くそうです。

で、クリスマスまで1週間切りましたんで、それが終わって売りが売りを呼ぶ展開が暫く来ない事になる環境が整う事を意味します。

そしてクリスマスラリーです。
クリスマスに株式相場で株を売買するような人はアメリカではかなり特殊な部類です。
相場が好きな人しか相場にいなくなるんですね。そんなヤツらしかいないわけで、基本この期間は
株は上昇します。

上に書いたタックスロスセリングで売りが一巡してるってのも理由でしょうね。

さて、こんな上に上がる条件が整ってる時に、IPOの値決め価格から横ばいなC3.AI【AI】を
3度の飯より相場が好きな連中が買わないわけがありません。

チャートも教科書的なカップウィズハンドルをつけていました。
まぁカップウィズハンドルって数週間かけて形成されたものをいうらしいので、たかだか数日で形成したこの形はそれに当てはまらないと思いますが、まぁキレイなんで紹介。

なんで他のIPO銘柄よりも上がったか?やっぱりその企業の将来性と目先の業績期待じゃないですかね?民泊の【ABNB】はコロナの第三派で暫くは低稼働ですし、フードデリバリーのドアダッシュ【DASH】は逆にワクチン承認で今がピークでこれからはさらに成長する絵が描けるかハッキリ見通せません。

さてこっから【AI】がどこまで上がるかなんて想像は意味がありません。
あとは決算と金利水準次第です。金融相場では決算が良ければ株は上昇します。
良い決算ってのは市場予想を上回る決算のことをいいます。

営業の王様みたいな人が創業者のC3.AIが、初回の決算を不格好にさせることは基本無いと思います。もし悪かったら売るだけです。

基本的にはそういう悪い決算が出るまで保有し続けることで、その日上がったか下がった気にしないでいられます。これ、サラリーマン投資家にとって重要です。

ちなみに、この株を買うためにうっぱらった私の旧主力銘柄AT&T【T】は売値の31.4ドルから現在29.38ドルと、タックスロスセリングをモロに食らった格好です。

さすがに数年【T】と付き合ってきたのでここ半年の最高値で売り抜けてやりました。
投資としてはその数年でリターンが数%って結果でまぁ失敗よりの成功ですかね。
去年の今頃売ってたら余裕でS&P500よりもパフォーマンス上だったのが悔やまれます。

つまり、インデックス原理信者が毛嫌いする高配当銘柄でも良い時は必ずあります。
インデックスが最適解なのはわかりますが、個別銘柄で大儲けを諦める理由にはなりません。

でも、個別銘柄やるならニュースには敏感になる必要はあります。
決算良くても金利にはかないませんからね。金利がスルスル上昇していくような金融相場を揺るがす事態になってないかは逐一チェックが必要です。

でもチャートに張り付く必要はありません。
それくらいの労力は使う必要があるのが個別銘柄です。

少なくとも金融相場においてはね。
業績相場になると多分もっとやること増えます。
業績相場終わったら〇〇ショックですからね、基本敏感になってないといけないはず。

逆に、金融相場下で〇〇ショックが起きる事ってないです。
むしろバブルが起きる時が金融相場。みんな大好きバブルですよ。

さぁ踊りましょう。
私は初の〇〇ショックの後のバブル相場を経験します。

ショックの後の低金利政策がもたらすバブル相場です。
FRBが低金利政策って曲を奏で続ける限り、投資家はフルインベストメントで踊り続けるのです。

ひゃなばい