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AT&T幹部の報酬が微増、赤字減らすんじゃなかったの?

しぐのるです。

WSJのU.S.版にこんな記事がありました。
「メディアの買収後、AT&T幹部の給料が上昇」

記事によると、タイム・ワーナーの買収が完了したあたりから、同社のCEOを含めた幹部の報酬が上昇しているそうです。

その額はCEOのランデール・スティーブンソン氏で前年2870→2900万ドルへ、
メディア部門の責任者のジョン・スタンキー氏で前年1010万ドル→1660万ドル。
買収訴訟を担当した顧問弁護士デービット・マカティー氏は500万ドルのボーナスを得て
2018年は1280万ドルを得たそうです。

2018年、AT&Tの株価がライバルのベライゾン【VZ】に比べてパっとせず、事あるごとに下落した最大の理由は同社のディレクTVやタイム・ワーナー買収にかかった負債の多さです。

その額は1700憶ドル以上の純負債とアメリカでもトップの負債額となっています。

たしかに、同社の2019年の予想フリーキャッシュフローは260憶ドルもあり、
返済能力に問題はなさそうですが、そのフリーキャッシュフローには株主に支払われる「配当金」も含まれるため、業績の悪化等でこのキャッシュフローが脅かされる様な事があれば、
真っ先にこの配当金が脅かされると考えられます。

そんな状況にも関わらず、呑気に幹部の報酬をポンポン上げてるのはいかがなものかってWSJの記事でした。全くもって同感。しかもHBOの敏腕CEOには辞められてるし。報酬増やして抱え込むのはまずタイム・ワーナーの稼ぎ頭のHBOだったでしょうに。

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ではAT&Tは減配をするのか?

知りませんよそんなの(やさぐれた株主の率直な意見)

AT&Tのビジネスモデルはワイヤレス部門にしてもメディア部門にしても参入障壁が高く、
しかも相当に上質です。

30年以上もの増配歴もあり、過去3回の金融危機時にもいち早く株価を回復させています。
(今現在その回復前の水準近くまで下落してますが)

そして、同社のワイヤレス通信と大手メディアの融合というシナジーは、
5G通信という新たな推進剤を得て今まさに飛び立とうとしているところでもあり、
全てが上手くいけば全米No.1の通信キャリアの地位を固めることも可能と考えられます。

しかし、足元を見るとAT&Tの社債の格付けはジャンク債扱い一歩手前の評価で、
そしてその負債額は全米トップという体たらくです。

一見、ディフェンシブな高配当株っぽく見えますが、その実グロース株みたいなリスクの取り方してる企業と言えます。

GEはそれで大失敗して今現在大幅リストラを敢行しています。

AT&Tが同じ轍を踏むのかどうか、私はGEと同じ轍は踏まないと思っています。
同じ轍は踏まないけど韻は踏んじゃいそうですが。

よくいいますよね、「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」って。

そういったリスクを回避するには一にも二にも分散です。
私の保有しているAT&T株はポートフォリオ全体の3割以上となっており、

全然分散できていません。
(だってちょいちょい下がるからついつい買いたくなって…)

早いところ分散を進めないといけませんね。

ひゃなばい