スポンサーリンク

AT&Tの株価がNYダウよりも早く回復した理由


しぐのるです。


ポートフォリオの3割をAT&Tが占める私が待ち望んだ展開になってきております。
こちらはAT&Tの株価チャートです。去年のクリスマス暴落を早くも上抜けて11月の水準まで回復して来ています。

対してNYダウはクリスマス前の水準をようやく回復したところ。
2018/11/1を100としてTとNYダウのチャートを比較すると、AT&Tの力強さがわかります。

ディフェンシブセクターの面目躍如といったところですが、PERは11倍とまだまだ安い水準と言えます。

さて、なぜ好調なのかというと、よーやっと買収したワーナーメディア(旧タイム・ワーナー)のメディア資産を活用が形になって見えてきたためです。

以下ニュース記事引用
米携帯電話サービス会社AT&Tは取得したワーナーメディア(旧タイム・ワーナー)のメディア資産の活用を進めており、2019年に3つのプランから成るストリーミングビデオサービスの提供を開始する。米動画配信サービス市場を席巻するネットフリックスに挑む考えだ。(引用終わり)


この様に競合のVZには出来ない手段で稼ぐ事ができるAT&Tですが、このワーナーメディアの買収には854億ドル(約9兆円)も掛かっており、その大部分が借入で賄われており、AT&Tの借入総額は営業キャッシュフローの4倍超の1800憶ドルになります。

この為、AT&Tの社債の格付けはジャンク債のわずか2ノッチ上のBaa2と酷い状況です。


ですが、返済能力がないかと問われればそんなことはありません。
2017年のフリーキャッシュフローは180億ドルを超え、ここにワーナーメディアの44憶ドルのフリーキャッシュフローも加わることになります。
営業キャッシュフローからこの借入に対する利払い率も15-20%と決してムチャな数字ではありません。因みに配当支払い額は120憶ドルなのでフリーキャッシュフロー200憶ドル超えと考えればまだまだ配当性向は健全といっていいでしょう。


最近は優良衛生放送契約者数が減ってきているというニュースがあり、下落傾向で来ていましたが、
このストリーミングサービスはAT&Tの無制限ワイヤレス加入者は無料で見られる様にするとのことですから、契約者数の減少には歯止めがかかるものと思われます。


つまり、AT&Tが撒いたタネがトランプ&司法省に邪魔されながらも、2019年ようやく花開こうとしているわけです。


そこに5Gの波が2020以降に来ます。
当然設備投資にお金はかかるでしょうが、本業おろそかにする様な会社ではありません。


その証拠に5Gではないですが、こんなニュースが出ました。

AT&TとKDDI、トヨタのコネクテッドカー向けサービスを提供

俗にいう「つながるくるま」ですね。
車のオーディオでネットで映画を見たり、音楽を聴けたり。ナビとリアル店舗との連携。遠隔操作で車のエアコン操作、車両の遠隔診断なんかもできるとのこと。


大したことないように見えますか?
私はそうは思いません。
今、大体1人1台持っているスマホに入っている通信事業者のSIMカードですが、今度は自動車にも1台につきSIMカード1枚が必須になっていくということです。


2018年のアメリカの自動車販売台数は1700万台だそうです。
1700万の人間が毎年増える国なんかありませんよね?

…って書いてから調べたら中国がモロに1700万人生まれてました。
さすがアカの国、畑から国民が取れてる。。


AT&Tは自前のメディアサービスを持ち、5Gの最先端を走り、自動車メーカーの超大手トヨタと組みました。


ひょっとしてグロース株になってもおかしくないんじゃないかと思っています。
なんて、ちょっと夢見すぎな感じもしますが、それくらいワイヤレス通信ってのは応用と今後の展開に期待が持てる産業だと思います。


そして、何よりも、上記の予想が全て外れたとしても、古くから高配当株の常連であるAT&Tはディフェンシブ株の名に恥じないパフォーマンスを上げ続けてくれるでしょう。


そろそろリセッションが来ると言われるこの高値圏で、こんなに安パイな銘柄もなかろうと思っています。


ひゃなばい