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AT&Tの動画ストリーミングサービスがネットフリックスやアップルTVに勝つ必要がない理由

しぐのるです。

AT&Tによれば、今年後半には同社の動画ストリーミングサービスの提供を開始予定とのことです。

その事について、米国版バロンズに記事がのっていたのでご紹介します。

AT&T’s Streaming Strategy Is Taking Shape. Here’s What You Need to Know


まず、AT&Tは同社の有線チャンネル、ディレクTVの契約世帯のTVにクロームキャストやアップルTVと同様のデバイスを装着し、ブロードバンド環境のネット接続で動画ストリーミングサービスを提供するサービスを実施予定とのことです。

これにより、有線TVサービスを解約し、ネットフリックス等のストリーミングサービス配信会社に切り替える、いわゆる「コードカッター」と呼ばれる解約者達に歯止めをかける事が可能となります。

同社の株価は四半期決算毎に発表されるディレクTVの契約者数減少で売られやすい為、株価の下支えになると考えられます。

また、ネットフリックスの様なストリーミングサービスも同時に提供予定で、AT&T回線の契約者が、ネットフリックスやHuluといった別サービスから乗り換えることが期待できます。

AT&Tはアメリカ全土で55%の世帯のブロードバンド契約シェアをもっており、
且つ買収したタイム・ワーナー傘下のHBOやワーナーBros、ターナーといった魅力的なコンテンツ群を有しています。

こういった特色がある為、激戦状態の動画ストリーミングサービス業界にAT&Tが参入しても、ある程度は戦えると考えられます。

但し、もしAT&Tの動画ストリーミングサービス契約者数が他社よりもシェアを獲得できなかったとしても、悲観する必要はありません。

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解約者数が減少するだけでAT&Tは丸儲けできる

今現在、AT&Tの株価を下落させる要因は、世界一の負債額でも、5Gの設備投資にかかる費用でもなく、一重に「加入者数の解約数」が増えていることです。

その解約者数は有線TV契約やワイヤレス契約等様々な契約がありますが、
AT&Tの提供する動画ストリーミングサービスはこの解約者をつなぎとめるのに役立ちます。

全米の55%の世帯の数%でも、毎月契約で簡単に乗り換えられる他社の動画ストリーミングサービスからAT&Tの動画ストリーミングサービスに乗り換えることで、その世帯はAT&Tの回線契約の解約はまず行わないと考えられます。

ということはトータルで見たときの解約者数は減少するはずで、この解約者数の減少が少なくなった分、AT&Tは儲ける事が出来ます。

バロンズがAT&Tの経営戦略を評価する理由
しぐのるです。WSJ内のバロンズの記事で私にとって非常にワクワクする記事がアップされました。【バロンズ】米通信業界2強、どちらに投資すべきか記事を簡単に要約すると、米通信業界2強のAT&Tとベライゾンは、携帯通信契約がほぼ頭打ちと...

以前も上記の記事で取り上げましたが、AT&Tの解約者数が1%減るとAT&Tは●●の利益を手にすることから、同社の動画ストリーミングサービスがたとえ同業他社より見劣りしているとしても、AT&Tの売り上げは増加することが考えられます。

そして、2020年以降にはいよいよ5Gサービスが本格化し、人々はよりネット回線を使う様になります。

恐らく、車等でもネット配信された動画サービスや音楽を聴けるようになるはずで、AT&Tはその新たな契約車(者)でもシェアを獲得できるはずです。

たしかに負債額は大きいですが、今後もこのように成長の道筋を描けているAT&T株は、今現在多少値下がりしても、全く売却する必要はないと感じています。

むしろ、30ドルを切ったところでは果敢に買い増しを行う事で、例えそのまま株価が低迷しても、6~7%の高額配当金をもらい、その配当金をさらに株式の買い増しにあてることで、資産の最大回につながります。
もちろん、AT&Tばかりを買うことなく、適度に分散させておくことが好適です。


ひゃなばい