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2兆ドルのコロナウィルス対策法案が上院で可決、投資はどうすべきか

しぐのるです。

2兆ドル規模の景気刺激パッケージ法案が上院で可決され、下院に送られたと報道がありました。

これが可決されれば、低所得者層への資金援助や、企業への融資援助等が可能となり、
アメリカ経済の信用不安による暴落に歯止めをかけることができます。

しかし、下院は民主党が多数派な為、すんなり通るかどうかは不透明です。

一方のマーケットは既にこの法案の成立をほぼ織り込みつつあり、
破綻が懸念されていたボーイング【BA】の株価は158ドル台と急回復しています。

とはいえ、高値から-20%を下回るベアマーケットは未だ始まったばかりとも言え、
今「ついに底打ちだ!」と言って安易に株式を購入すると短期的には痛い目を見るかもしれません。

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ベアマーケットでの立ち回り方は?

基本的にはベアマーケットは少し値上がりしても、それ以上の下げが出て値が元の値以下になってしまう傾向があります。

また、最近まで調子のよかった銘柄とそうでなかった銘柄が逆転する様な現象もでています。

例えば、25日のマーケットでは、NYダウが前日比+2.4%で終えたのに対し、ナスダックは-0.45%とマイナスで引けています。

これは、広告収入で稼いでいる企業、たとえばフェイスブックやアルファベットといった企業の株価が下落する一方、資金繰りの懸念が和らいだボーイング等が買われた為と言われています。

この様に、今まで好調だった企業に売りが出て、不調だった企業に買いが出る様な状態はあまり長続きしないと考えられます。

広告収入モデルの企業の状況は不透明で、例えば広告収入は減少するでしょうが、外出規制でネットのトラフィック自体は増大しており、これがフェイスブックやグーグルの収益にどの程度影響するのかが不透明だからです。

広告収入の単価は減少しても、広告を見る人は増えるので結局あまり変わらないかもって感じですね。

同じようにボーイングも、航空業界の低迷がどこまで続くのかが見通せない状態で、当面の資金繰り懸念が解決しただけの状態ですから、やはり先行きは不透明です。

といいつつ私は上で言ってる事を全て未確認の状態で買い進めていましたが(笑)

基本的には、どちらの企業も、決算を見てからでないと判断がつきにくいのが現状でしょう。
得てして、こういった不透明な地合いは売られるのがマーケットの常ですので、ここで待機資金を総動員して買い進むのはベターではないと考えられます。

ではこういう時の投資はどうすべきなのでしょうか?

基本、余力を十分に残しつつ、銘柄の分散をして、「下がったら買い」の姿勢を続行でいいと思っています。
銘柄はネットサービスのサブスクリプション事業モデルがいいでしょう。

というのも、モノを作って売る事業モデルはモノ消費が落ち込んだ今不透明ですし、
広告収入モデルも、広告を出す企業が減ってきており、広告の値段が減少することで事業は不透明となっています。大手のフェイスブックが利益警告を出しているわけですから、
他の広告事業者も同じでしょう。

一方、ネットサービスのサブスクリプションモデルは巣籠消費で需要拡大しており、
企業が先の収益も読みやすい為、安定感があるという事になります。

具体的には、AT&T【T】等の通信事業者や、ディズニー等の映像配信業等でしょうか。
他にもTV会議システムの企業等、探せばいくらでもありそうです。クラウド事業を手掛けてるトコもいいですね。

ですが、一部に注意が必要です。例えば上にあげたAT&T【T】は通信業の方は好調で推移しそうですが、買収したタイムワーナーの放送事業はスポーツイベントの自粛等で収益が悪化することが予見される為です。

ディズニーもテーマパークを閉演することで、テーマパークやグッズ売り上げからの著作権収入は低下すると見ることも出来、一長一短となるかもしれません。

ですが、長期的に見ればその「売上を悪化させる原因=コロナウィルス問題」が収束すれば、
業績は急回復するとも考えられ、今の安い内に買っておく事で、高配当だけでなく値上がり益も狙う事が出来る為、ある程度ペース配分しつつ買い進んでもOKだと感じています。

S&P500連動ETFへの投資でももちろんいいのでしょうが、S&P500には先に挙げた
「広告収入モデル」で稼ぐ大企業の比率が多く入っている為、売り上げが低迷してしまった場合は、短期的には上に挙げたサブスクリプションモデルで稼ぐ企業をアンダーパフォームする恐れもあります。まぁ微々たるものでしょうけども。

S&P500連動ETFへの投資は、
投資を「お金を儲ける為だけの行為」として捉えるなら最適解に限りなく近いですが、
投資を「人生を豊かにする為の行為」として捉える人であれば、ここで自分の銘柄選定眼を鍛えるのも一興かもしれません。もちろん、投資は自己責任でお願いします。

我が家では、妻のつみたてNISA口座では前者のS&P500連動ETFを、自分のNISA口座では個別株を運用しています。

ベアマーケット入りする前までは圧倒的に妻の口座のトータルリターンが上でしたが、最近では私の口座のパフォーマンスの方が妻の口座を上回ったりもしています。
AT&Tの株価が下落してからはまた抜かされましたね(笑)

もちろん、どちらの口座も長期運用目的なので、短期的なパフォーマンスの違いでどうこうするわけではありませんが、この楽しみ方はS&P500連動ETFだけを淡々と買っているだけでは手に入らなかったと思えば、それは勿体ない事だなぁと思いますね。

ひゃなばい