AT&Tの株式を一株31.4USDで27株をSBI証券で買い増しました。
ハンパな株数なのは持ち株数のキリを良くしたかったからです。
これでAT&Tの保有株式数はNISA口座で232株、特定口座で85株と相成りました。
しかしAT&Tの株価は冴えないですね、ナスダックは高値更新、NYダウだって堅調、
他に保有しているVTIやらKO、Mなんかも絶好調なんですがTだけ不調です。
完全にタイムワーナー買収に反対する司法省の上訴のせいだと思いたくなるんですが、冷静にAT&TのスペックをSBI証券の外貨建て商品サイト(国内株サイトに比べて使いづらいよ!)でみてみましょう。
業種:ワイヤレス通信+大手メディア(タイムワーナー)
PER:10倍そこそこ
ROE:6.95%
2017年利益率:18.34%
フリーCF:187億ドル
配当利回り:6.39%(!)
どっからどうみても割安のお買い得銘柄に見えるんですけどね。
タイムワーナー買収にかかる費用が重しってことですかね。
だとしたらいつもの「市場は折り込み済み」はどこいったし。
買収決まった時に下がったので折り込んだでしょう。
やっぱり米司法省の上訴のせいで投資家心理が悪化して下げてるでしょこれ。
ということは「実態を伴わない下げ」といってよく、絶好の買いタイミングであると言えるでしょう。
一番最悪なのはAT&Tが「借入金返済するまで配当金減らすわwww」つって減配するパターンですが、33年連続増配の企業がそんな事前予測可能なリスクを考えずに買収提案するとも思えません。
日本企業なら平気でやらかしますが、そこはメリケン企業の配当への意識の高さですね。
黒字や微赤字が数年続く限りは大丈夫でしょう。
そしてその黒字は今後ますます伸びていくはずです。
自動運転、5G、IoTにまつわるetc…
通信インフラの重要性と需要は高まりこそすれ減ることはないです。
ネットと繋がる時間が増えます。手段が増えます。頻度が増えます。
繋がる先は情報、つまりメディアです。
タイムワーナー買収の意図はシンプルでわかりやすいと私は思います。
そしてこの流れは先進国ほど顕著なはず。
その先進国筆頭のアメリカ、その通信インフラの2大企業のカタワレであるAT&Tがメディア大手のタイムワーナーを取り込んでおいて黒字にならないわけが…意外とありそうで困るんですよね。。
コングロマリッドは落ち目になるのが時代の潮流ですし。
どうなるにしろ、アメリカの景気回復期は永続しません。
近いうち…かどうかは知りませんがデカいリセッションは必ず来ます。
振子は必ず中心に戻るように動くんです。そしてそれは必ず反対側にオーバーランします。
リーマンショック時の振子の頂点から、今のダウ平均は3倍以上も逆に振れています。
今振子がある位置から逆ブレした時、どこまでいくかは誰にもわかりませんが、
高配当銘柄はグロース銘柄やインデックス投信よりも確実にその逆ブレ幅は小さくなります。
なぜなら投資家心理が「どうせ下がるなら配当だけでも」って思うから。
過去を見るのは好きじゃないんですが、実際その通りになっています。
景気拡大期が10年続いた今このとき、大型高配当株に投資してリセッションを待つという投資手法は
必ずしも間違いではないと思っています。
通信インフラのワイドモートはハンパないですし。
(といいつつ、海底ケーブルの会社の例もありますし、5Gの後の次世代通信技術如何では慢心はできませんけどね。)
…にしても報われなさすぎだろAT&T、31.4で買ったのに今日は31.1ってなんやねん。
来月は30$で指値かなぁ。。
ひゃなばーい
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