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親(老人)に投資を始めさせて介護リスクを低減する方法

しぐのるです。

突然ですが日本人の年齢別の貯蓄・負債残高の割合をご覧ください。出典は総務省統計局 家計調査報告(貯蓄・負債編)

この表からも明らかな通り、日本人の貯蓄のほとんどは50歳以上の高齢者が持っていることになります。

この高齢者達は、むかーしむかしの銀行預金の金利が数%あった時代に「銀行にお金を預けていれば将来は安泰」と教えられ、それを実践してきた人種なので、金利がゼロになろうとも昔の教えを守り抜いています。

この老人たちがこの様に資産をため込んで市場に資金を流さないので、いつまでたっても日本の経済は循環が阻害され、低成長が続く原因となっています。

とはいえ、これまで80歳台にもなればお亡くなりになってくれ、遺産相続の形で次の世代にこの資金は渡ってきました。

しかし、これからはそうはいかなくなってきます。

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人生100年時代では親の貯金は介護費や医療費で溶けて相続されない!?

そう、これまではこの無駄に貯めこまれて使われなかった貯蓄は相続されることによって、全てではありませんが、子供のマイホームの購入資金や孫の教育費等、「次の将来を担う人に投資」されてきました。

しかし、今後はそうはいきません。
死なないのです。老人が。100歳まで生きるのです。

そこで貯金を使ってくれれば経済はまだ回り始めるのですが、医療費1割負担、消費に消極的な老人はお金を使いません。


結果、この大量の預金は市場に流れることなく、何十年も死に金となり続けます。
金利は限りなくゼロ、それでも現在のインフレ率はだいたい1%くらいですので、
どんどん預金の価値は落ちていきます。

どうやって親(老人)に投資させるか

しぐのる家でも御多分に漏れず、親は多額の貯蓄を持っております。
一応知恵はあるので、そのまま普通預金というわけではないですが、個人年金や定期預金、せいぜいが日本国債です。

どれも金利が低い低いと文句を言っていましたので、私は自身の得た配当金額を逐一親に見せびらかしていました。(嫌な子供だな)

すると、ある日突然「しぐのる、お前のやってる投資よりもう少しリスクが低くて貯金より金利がいいヤツはないのか?」と興味を持って聞いてきました。

なんてタイムリーなんでしょうね。折しも今は米国の金利上昇局面で、債券は売られ値下がりしています。

すかさず私はAGGやBNDを勧め、「とりあえずお試しで毎月1万ずつ通常NISAで買い付けたら?それなら分配金は非課税だし、値動きはマイルドだから5年も続けりゃ貯金よりかは増えてると思うよ。万が一増えてなかったらキャリーオーバーしてりゃいいし。」

と簡単に説明したら何とOKしたのでした。
親は50代です。下手したらあと50年生きるわけですね。

そんな存在が債権ETFとはいえ、投資を始めるという事は私にとってとても心強い出来事でした。

ちなみに、今現在は円高のせいで円換算ではマイナスなものの、ドルベースでは債券価格が上昇してきており、きっちりプラスになっています。

今後、金利上昇局面が終わると債券はもっと買われるはずですので、なかなかいいタイミングで始めさせたなと思っているところです。

因みに、AGGもBNDも分配金利回りは3%弱です。
リスクを取りたくない老人にはピッタリのETFだと思います。

皆さんもまずは自分の親に債権ETFを勧めてみてはどうでしょう?
銀行の預金の三分の一だけでもやっておけば、介護リスクが減ると思いますよ。

ひゃなばい