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米国のインフレ率は日本と同じ道を辿るかもしれない?

しぐのるです。

WSJの記事が立て続けに「危険」という言葉を用いる記事を出しました。(以下記事リンク)


FRBが力を持つ時代の終わり、待ち構える危険な道

 

米中貿易戦争の休戦、より危険な世界の幕開け

 

FRBの記事の方は、ハーバード大学のエコノミストのコメントで「日本やEUが陥っている低金利0%なのに経済成長が進まない状態に米国はあとリセッション1回分の猶予しかない」と語っており、FRBに低金利を迫るトランプ大統領の行動を暗に批判している記事でした。

一方、米中貿易戦争の記事は「高い関税が引き続き残った状態のまま、中国の付近で中国の軍隊が紛争に勝利しそうな段階に近づいている」と書いており、暗に経済戦争だけでなく本当の戦争があるかもよと、危険を示唆する記事となっていました。

ずいぶん乱暴な論調に見えますが、私にはそう言っているように見える記事でした。
まず、一個目の記事ですが、低金利なのに低い経済成長にあえぐ日本とEUの構図がアメリカにもそのまま当てはまると考えるかどうかです。

高い経済成長をけん引するのは何か、一言で言えば「やる気のある人の数」と言えます。
やる気のある人っていうのは「消費意欲のある人」や「世界一を目指す人」という意味です。

日本は高度経済成長期にはこのやる気のある人が大変多く、国内の消費は活発、品質の高い製品を安価に作れるということでお金を稼ぐ事が出来ました。

「戦争には負けたけど早いトコいい暮らししたい!」というやる気もあったでしょう。
自分が世間大勢より低いトコにいる状況を嫌う民族ですし。

今現在は国内の消費は低迷し、(大抵消費増税とその対応が下手なせい)品質はそこそこ、価格は高い製品を供給する能力となっているため、低成長となっているといえます。

世間大勢と同じか、多少良い暮らしを出来てしまっているのでそれ以上を目指してないのもあるでしょう。実際セミリタイアしてるようなものですからね、普通に働いていればそれなりの暮らしが約束され、例えドロップアウトしてもセーフティネットで餓える心配はありません。

野心家が育つ土壌が皆無といってもいいでしょう。今の日本は。
むしろ世界に対してケンカ売るスタンスの日本の方が民族の同調圧力で野心家が多かったんじゃないですかね。

EUについてはどうでしょうか。
EUってどうして出来たのか、これも私に一言で言わせてもらえれば

「1国だとアメリカや日本に経済で負けちゃうからヨーロッパ全体でまとまってみました、これで経済規模は負けません」です。(一言…?)

成り立ちから負け犬臭が酷いんですEU。
そもそも第二次世界大戦のあたりからアメリカにおんぶにだっこ状態でしたしね。

で、変に寄り集まった集団が野心を持つと、いい事なんかひとつもありません。
そもそもヨーロッパってほっとくとドイツが技術力で突出して美味しいトコ持ってかれがちですからね。

同調圧力も十分に働くうえ、自分の国が調子悪くても同じ経済共同体だから~ってあぐらをかく国も散見され、成長率が低迷するのは当たり前です。

みんな仲良くって考えが根本にありそうで、その思想には左よりの力が効いてそうです。
実際、イギリスがEU離脱する切っ掛けってのも難民の受け入れっていう左の方々大好きな政策に嫌気がさして、ってとこからですし。

閑話休題、いまは左とか右とかじゃない。

さて、日本とEUが低金利なのに経済成長できない理由はこういう「やる気のある人」が減ってしまったのが原因といえますがアメリカは?

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No.1であることにこだわる国、それがアメリカ(あと中国)

アメリカは今も昔もNo.1になろうとし、実際になっています。
必要であれば汚い工作も、戦争も、言いがかりをつけて大義名分を作り出して実施し、自分のペースで事を運びます。

そして国民もそれを支持し、No.1の座を脅かす国には左右思想関係なく、叩く事を是とする空気が醸成されています。

実際、米中の貿易戦争だって民主党に票を投じる有権者ですら賛成の事が多いですからね。

その点で「アメリカにはやる気のある人が多い」と言えます。

また国民の消費も活発です。

そもそもデカい家に住み、デカい車に乗り、図体もデカいからよく食べ、よく飲むのがアメリカ人です。

同じ人間一人でも日本人の1.5倍くらい消費してるんじゃないですかね、少なくとも食料品は。

そんな国に今でも移民が訪れ、見かけの人口が増加していっています。
高齢化はどうやら避けられない様ですが、米国株投資家なら大抵知ってる例の世界第三位の大富豪は80超えても砂糖たっぷりのコーラをラッパ飲みしています。消費意欲は大して衰えないでしょう(暴論)

さて、そんなアメリカですから、WSJの記事でいうようにEUや日本と同じ低成長にあえぐ姿ってのはあまり予想できません。

中国も一応アメリカっぽい国ではありますが、歴史を紐解けばかの国はいつも内側から崩れる国です。

勃興、独裁、クーデター、の3拍子を繰り返す血塗られた歴史ですね。

国民に自由を与えるか否かがアメリカと中国の違いでしょう。

当然、自由な方が良いので中国がアメリカに本当の意味で拮抗しそうになった時、あとは中国の国民がひっくり返してくれるだろうと思います。

明日は記事二つ目の危険について書こうと思います。

ひゃなばい