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半導体不足はいつまで続くのか?

しぐのるです。

私は半導体業界で働いています。この業界は忙しい時とそうでない時の波が激しいですが、
ここ数年は忙しい状態が続いています。

理由はいくつかあります。
少し前ではスマホ需要でしたが、ここ1年はコロナ禍でのリモートワーク化によるPC需要、また昨今の自動車に使用される半導体需要がメインって感じです。

そんな中、私の所属していた開発部署が解体されました。
次の職場も機密性の高い開発を行う部署です。
仕事の内容は別の部署の人間には一切話せない戒厳令が敷かれるタイプの。
元の部署では昇格を2回させてもらえました。昇給は微々たるものでしたが、いい職場でした。
次の職場でも今の上司と一緒ですからとても気が楽です。フレックス勤務なのも大きいです。
いいですよねフレックス。定時出社しなくていいだけで気楽です。

気が楽なのはもう一個理由があります。
何回かこのブログに書いた大嫌いな同僚は既存製品の設計部署に飛ばされて行きました。
もう二度と一緒に仕事したくないですね。
自分の低能を棚に上げ、組織の目標にツバを吐き、周りの人間を自分の側に巻き込もうとする指示待ち人間をクビにしない日本企業は優しすぎると思います。

閑話休題、そういう人間はどこの世界にも必ずいます。いちいち構う方がアホらしいです。

旺盛な需要が続く半導体業界、インテル【INTC】や台湾セミコンダクター【TSMC】が相次いで新しい半導体工場への投資を表明しています。インテルは3月中旬に200億ドル規模、数日前にはTSMCが1000億ドル規模の投資を表明しました。

景気のいい話ですが、この業界にもう10年以上いる身としては、「あぁ、またこの後半導体不況がきて暇になるんだろうなぁ」と思わされます。

需給のバランスの話です。需要があるのは今で、設備投資後は需要と供給のバランスが変わります。
車載半導体は最先端プロセスで作るモノではないのでどうしても利益出にくいですしね。

最先端の設備をいれて最先端の半導体をつくり、旧型の工場で車載半導体をつくるんでしょうけど、
コロナ禍のリモート需要で一時的に需給バランス崩れてる認識なので後で盛大に需給が逆転する未来を予想します。5G需要とかその辺は続くんでしょうけどね。

最先端の半導体はTSMCの独壇場ですが、インテルは企業としての利益の出し方が素晴らしいです。

ですが、設備投資をしすぎると半導体企業の成長率はどうしても落ちます。
そうすると株価が下がるわけですね。TSMCがやってる最先端の線幅は3nmかな?

10nmに苦戦しているインテルはこの先大丈夫なのでしょうか。ていうか目途たったから工場作るんだと思ってるんですが、その辺どうなんでしょうね。新しいCEOは技術畑の人なんで無茶な投資はしないと思ってますが。。今買うのは怖いなぁ。。

何が言いたいかというと、半導体関連株は浮き沈みが激しいということです。
当たり前の話ですけどね。

そんな中、2月~3月での調整局面で仕込んだのは、広瀬隆雄氏が推していた【AFRM】【ZM】
そして自分で選んだ【QCOM】【TSMC】でした。

今現在はプラスなのが【QCOM】だけ。じっちゃま推し銘柄は今現在マイナスです。

これに関してはそこまで心配してません。
決算がよかったですからね。【ZM】は次の決算くらいまでは「良い決算」出せそうですが、その後はちょっと不安です。そしてこの不安がいまの株価に出てるんでしょうね。コロナ禍が終わった後の世界で生き残れるのかどうか。

結論からいえば生き残ると思います。ウチの会社ではteams使ってるけど。teamsとZoomは利用され方が少し違いますからね。

アメリカが抜きんでてワクチン接種が進んでますが、EUや日本はまだまだです。
ワクチン打ってもマスク着用させようとするのが多そうな国が何を隠そう我が日本です。

そんな人間がリモート会議を捨てるとはあまり思えません。むしろ初回の顔合わせはリモートでって感じになって、アカウントとか面倒なTeamsよりZoomの方が楽って事になるんじゃないですかね。
AFRMなんか割賦支払いのフィンテックですからね、コロナ明けの大量消費に欠かせません。
この為、両社の株価には強気です。

ですが、足元の株価を見ると私の選んだ【QCOM】だけが購入後、黒字です。
私の主力株、ロイヤリティファーマ【RPRX】もここ最近全く奮いません。

まぁ上がらないだけでそこまでダメージないのが幸いっちゃ幸いですが。

1月下旬~2月上旬にかけて調子に乗りまくってたテスラ【TSLA】とかNIOとか株価が酷い事になってますもんね。EVはやはりまだ実態が伴っていないという証左です。

同じ時期に売却したユニティ【U】とC3.AI【AI】も似たような感じです。
こちらもまだ発展途上、株価に実態が追い付いていなかったということです。

2020年はコロナショック後に買えば誰でも儲かる相場でした。
2021年はこのあり様です。
期待だけで買うのではなく、きちんとしたサービスやモノを提供している企業の株を買う必要があります。

売った後のアフターサービスも満足に提供できないEVメーカーはきちんとしていると言えますか?
いまだ実験室レベルでもマトモにデンドライドを制御しきれない全個体電池を搭載すると発表する会社の株は安全ですか?

私は全くそう思わないので、世界中のスマホに搭載される5G対応チップを作っている【QCOM】と【TSMC】を買い増しました。あと2020年【U】と【AI】で儲けさせてくれたじっちゃま推し銘柄も。
EVの未来はまだ全く信頼できません。

同時に燃料電池車についてもまだ信頼できません。
職場の同僚なんかは「次は水素の時代がくるぞ!」と言っていましたが、マジメに取り組んでるメーカーってトヨタ以外にありますかね?

水素ステーションの建設で新しい産業の創設が~とか言ってますが、どっから出すのそのお金?
水素ってガソリンなんか比にならないレベルで危ないモンですけど。

水素関連事業への投資を推進するコンソーシアムの報告書によれば、水素ステーションや世界的な水素輸送インフラを構築するのに約3000億ドルかかり、さらに再生可能な水素資源を開発するのに200億ドルが必要だそうです。

で、その燃料電池車は既存の車より当然高いわけですよ。安くなる理由がありませんからね。

ゼロエミッション世界の構築には水素活用は必要不可欠なんでしょうけど、誰が舵とるんでしょうね。
日本にその力はもはやないでしょう、トヨタが水素に舵きってはいますが、世界が乗るかと言われると微妙と言わざるを得ません。ダイムラーは色んなトコと組んでやり始めるってニュースが昨年秋に出てましたが、ニコラがやらかしてからさっぱりその後の話を聞かなくなりました。

二酸化炭素を減らしたいなら一番有効なのは人を減らすことです。
人口の一番多い国は中国です。

コロナで家族をたくさん殺されたアメリカ人やヨーロッパ人が中国を(色んな意味で)袋叩きにする未来が訪れるのと、水素社会が実現するのと確率はどっちが高いんでしょうね。

どっちもやれば二酸化炭素はずいぶん減りそうですけど。
とまぁ、投資と陰謀論を楽しみつつ、今回はこの辺で。

ひゃなばい