しぐのるです。
日経新聞にこんな記事があったので紹介したいと思います。

感染症と戦争と金融危機を関連して考えるモノですが。
そういえばドットコムバブルの崩壊の時も、9.11ショックがありましたし、リーマンショックの時はイラク戦争中な上に新型インフルエンザもありました。
もっと古い話ではスペイン風邪と第1次世界大戦みたいな。
大きな金融ショック時には別の大きな戦争や感染症があったと言われるとそんな感じがしますね。
では今回はというと、コロナショックだけです。
米中の貿易戦争ってのは実際の戦争ではないですよね。
前の記事でも、今回のコロナショックはリーマンショック時よりも酷くないって趣旨の事を書きましたが、足りない部分はこの「戦争」なのかもしれません。
では、今回のコロナショックと掛け合わされる戦争はどんなものになるのか、どんな国々が戦争するのか、考えてみたいと思います。
えぇ、暇なんです。妄想するぐらいいいじゃないですか。
まず一つ目の当事者はアメリカで決まりです。アメリカが絡まない戦争はありません。
では哀れにもアメリカの敵国になってしまうのはどこでしょうかね。
中国…はデカすぎてアメリカに利益が少なそうです。ロシアも同様。アメリカに利益がありません。占領できるわけじゃありませんし。北朝鮮もそうですね、つぶすメリットが感じられません。
って消去法でいくと今まで通り、中東ですよね。
現在の原油安はアメリカのシェール企業に大打撃です。
原油価格を高くさせる方法は「減産」以外にも「供給不安」もあります。
イラン辺りと焚きつけてホルムズ海峡を封鎖させたりしたら原油価格は一気に跳ね上がります。
で、そこで困るのはその周辺の産油国。原油増産してるのにタンカーが通れなくて原油が売れません。
アメリカのシェールオイルは太平洋をフリーパスできるので問題なし。原油価格は高騰、シェールオイルは優先的に売れる。アメリカ丸儲け。
これやんか。次のアメリカの戦争相手はイランで決まりですね。
等と…昨今の戦争シミュレーションゲームでももうちょっとマトモなストーリー考えるやろってくらいのザル理論です。私の妄想力じゃこれが限界です。ただ根拠がないとも言い切れないんですよね。以下のニュースとかみてると。

あの高圧的なポンペオさんが和平維持の為だけに中東にわざわざ行くかって話ですよ。
しかもアフガンだけでなく、イランの対岸にあるカタールにも行ってるわけで。
イランも周辺国周りってのがもう何か予感がしますよね。(下手なくせにたくましい妄想力)
人は不満が溜まると戦争したくなる
前の記事の最後の方では、「人は感情で動く」と書きました。
理性的に見えて、結局は感情で動きます。
不満が溜まれば他者を糾弾しますし、それが集団になれば最後は戦争です。
金融ショック、感染症、戦争、この三つを関連付けて考える日経新聞の記事が出て来るほど、時期が似通うのもそういうことだと考えることもできます。
ではそんな時投資家はどうすべきか。
ヒッピーの恰好をしてラブアンドピースを訴えるのもいいですが、軍需産業の銘柄を物色しておきましょう。
ロッキードマーティン【LMT】、ボーイング【BA】、レイセオン【RTN】、ハンチントン インゴール インダストリーズ【HII】
【HII】で作られた空母が、【LMT】や【BA】の作った戦闘機を運び、【RTN】が作ったミサイルをぶっ放すわけです。
そして、その何れもが定期的な整備や部品交換、機種入れ替えが必要であり、上記の会社はそれらを一手に引き受ける事で利益を上げる事が出来ます。
部品も「他社の代替え可能な安価品」なんてモノが入り込む余地もないため、寡占化されておりワイドモート。
人が人であり続けるかぎり、戦争が無くならないと考えれば、これほど業績が安定する企業もありません。
折しも昨今のコロナショックでどの銘柄も割安です。
割と配当も出す企業が多く、高配当投資としても魅力的です。ボーイングはしばらく配当出せないでしょうけども、ショック後は配当を復活させられるでしょう。
もちろん、私は戦争は愚かな行為だと思いますし、絶対にしてはいけなものだと基本的には
思っています。
ですが、それと同じくらい「絶対に無くならないモノ」の内の一つだと思っています。
そういう意味で、軍需産業銘柄は投資対象として魅力的に映っています。
それらを割安な価格で買うことが出来る今回の経済ショックはやはり喜ばしいものですね。
ひゃなばい