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中国の債務懸念が次のリセッションに繋がる理由

しぐのるです。


中国の債務懸念が高まっています。
下はIMFによる日本と中国の政府総債務残高の2014-2023までの予想推移です。中国の人民元は現時点の1元15.99円で日本円換算にしています。

現時点では日本の方が債務残高が大きいですが、中国の債務残高の伸びが大きく、2023年には日本とほぼ同額となる予想がされています。
<出典>IMF – World Economic Outlook Databases (2018年10月版)

さて、これまで中国は世界の工場として、その過剰生産能力でものを作り、世界中に売りさばく事で成長してきました。

しかし、近年はその過剰生産能力を持て余し気味で、「一対一路構想」等で外国に中国の在庫を買い取らせる政策をとってきました。

それも段々と先が細ってきています。例えばマレーシアなんかは親中派の政治家が政権から一掃され、同構想への関与を縮小しています。
その他のアジア諸国も似たよ寄ったりです。


これはまぎれもなくアメリカの外交工作によるところもありますが、
そもそも世界経済がこれまでの成長路線から、調整局面を迎えているからでもあります。
つまり各国の「買う力」が衰えてるんですね。

そこへきてアメリカの中国製品への関税付与。つまり貿易戦争ですね。
大口取引先のアメリカが中国製品を買わなくなるわけです。
泣きっ面に蜂とはまさにこのことですね。

アメリカが本気だして中国シメにきている感がすごいです。
ハルノートとまんま同じ流れですね。


さて、そんな中でも中国はそのGDP成長率を維持するため、債務残高を高めてモノを作り続けます。
しかもその過剰な生産能力でもって。使い道もないのに。


似てますよね、サブプライムローン問題の時と。
払うあてのない借金を国債なんかの優良債権と一緒にして売る。

使うあてのないモノ、売れるアテのない製品を借金して作る。

行きつく未来は過剰在庫による物価の下落ですか。
世界の製造業はいい迷惑ですね。

こうして、中国は退路を断たれ、
先進技術の開発争いの覇権争いを降りるか、
アメリカに手を出して国が無くなるか、
の二択を迫られているわけですね。

もうひとつ、債務残高なんぞ気にせず突き進むか、ですがその道はレーニンが進んだ道で、
行きつく先はソ連の崩壊でした。


そんな中、冷戦で儲かったのは日本、そしてその後のアメリカです。

さてはて、今回はどうなるのでしょうね。
因みに、日本の借金はまだまだ増えても大丈夫です。
それ以上に政府も国民も金融資産持ってますから、それが担保になっています。

中国は、国はそれなりに資産持ってますが、そのデータ。以前からウソだといわれています。
信用のおけない人が借金している、それってサブプライムローンですね。

中国版リーマンショックの時は近いです。
まぁその場合、中国の保有しているアメリカ国債なんかも派手に売られてマジでシャレにならないリセッションになりそうですが。

これまでのサイクルとちがって、10年以上も来てないリセッションですからこれまでよりもヤバいリセッションになっても何ら不思議ではないですね。

そんな時に淡々と買い増すキャッシュフローと強固な意志力を今から持っておくべきです。

ひゃなばい