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バロンズがAT&Tの経営戦略を評価する理由

しぐのるです。

WSJ内のバロンズの記事で私にとって非常にワクワクする記事がアップされました。

【バロンズ】米通信業界2強、どちらに投資すべきか

記事を簡単に要約すると、米通信業界2強のAT&Tとベライゾンは、携帯通信契約がほぼ頭打ちとなる中、ベライゾンは5G通信サービスにのみ特化しているのに対し、
AT&Tは「携帯通信サービス」や「その価格設定」以外の部分で、競合他社と差別化を図ろうとしており、優良なコンテンツを保有することで、顧客を同社の通信サービスにひきつけ、保持することで成長を目指すという、2社の性格の違いについて述べられていました。

と書くと、さも2社が対等に扱われているようですが、記事の大半はAT&Tの戦略と財務データ、証券会社のアナリストの分析に割かれており、AT&Tのタイムワーナー買収に纏わる一連の経営戦略を「高度な賭け」だと評する一方、「同社は過去の栄光に安住してはいない、投資家は同社の戦略が実現するのを待ちつつ、多額の配当を得られる」と記事を結んでいました。

私がベライゾンでなくAT&Tを選好する理由がまさに、このバロンズの記事の
「過去の栄光にすがりつかず、成長の方法を模索してチャレンジする」
ってところだったので、妙にシンパシーを感じる記事でした。

さて、では本当にAT&Tって今後良くなるんでしょうか?その答えとまではいきませんが、ヒントらしきものが今回の記事で具体的な数字で説明されていました。

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解約率が-0.1%減るごとにAT&Tの増益率は1.5%増加する

バロンズの記事によると、証券会社レイモンド・ジェームズのアナリスト、フランク・ラウサン氏の試算では、AT&Tの携帯通信サービスの解約率が0.1%減ると増益率が1.8%増えるそうです。

AT&Tの過去10年の増益率が年率2.8%だったことから、かなり驚異的な数字であることがわかります。また、同氏はAT&Tの投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を34ドルに設定しています。

解約率0.1%減というのは、タイム・ワーナーを買収し、このコンテンツとAT&T回線を紐づけるサービスを開始した場合、割と用意に達成できそうな感じがします。

さらに、同社は広告事業でも収益を上げ始めています。
顧客の視聴行動と、契約者データを組み合わせることで、より効果的にターゲッティング広告を出すことが可能となり、昨年のこの広告事業は14億ドルを売り上げ、その営業利益率は77%に上っています。

この様に、配信、コンテンツ、広告の三つの事業を結びつけることで、さらに利益を挙げることが出来ると考えられます。

我々個人投資家は時間を有効に使うことが出来ますので、
AT&Tのこうした経営戦略が奏功し、株価が上昇するのを、6%を超える高配当をもらいながらのんびりと待つことが出来るので、やはりオススメの銘柄と言えます。

ひゃなばい