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クラウドを稼ぎ頭にしてる企業がそろそろ頭打ちしそうな理由

しぐのるです。

米国の1-3月期のGDP速報値が年率3.2%増となり、事前の予想を上回ったとWSJが伝えていますす。

米1-3月期GDP速報値、年率3.2%増 予想上回る


内訳をみると、GDPの3分の2を占める消費支出が1.2%増と昨年10-12月期の2.5%から半減、
さらに設備投資の尺度である非住宅固定投資も2.7%増と前期の5.4%から綺麗に半減しています。

ではなぜ上がったかと言えば、貿易赤字の縮小が大きくGDP成長率を1.03%押し上げたそうです。
さらに在庫投資もGDP成長率を0.67%と押し上げた要因となっています。

要約すると、アメリカ国内の人も企業もお金はあんまり使わなかったけど、関税増やしたおかげで貿易赤字が減って、GDPは上がったよ!

ということになります。(ほんとかよ)

「えー?その割には自分の保有株あんまり上がらないなぁ」と思う方も多いと思います。
そりゃそうです。企業は関税が上がったことで嬉しいことはあまりなく、
むしろモノが中国に売れなくなっているはずで、「もしかしたらもっと貿易戦争が悪化するかも」と在庫を積み増しています。

これが顕著なのがデータセンターで、データセンター向けのメモリを作っているマイクロンは3月下旬に減産に踏み切り、CPUをつくっているインテルも4-6月期の売り上げ見通しを下方修正しています。

以上の半導体関連の、それも部品を作っている企業の不調から、次は完成品を使ってビジネスをしている次の様な企業へと、不調が伝播することが予想されます。

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クラウドを稼ぎ頭とするアマゾンやマイクロソフトの頭打ちを示唆

あとIBMもですね。
アマゾンもマイクロソフトも1-3月期決算はそれなりに好調だったのにIBMだけは既に悪いってのが何ともIBMらしいです。

結局のところ、半導体関連は成長速度が鈍化する=株価が下落する図式です。
そういう意味で、GDPのニュースから在庫積み増しが示唆され、CPU、メモリ製造メーカーが減産、売り上げ低迷している中、それらを使ったクラウド事業で売り上げを伸ばす上記の企業が今後も同じ成長速度を維持すると考えるのは無理があると考えられます。

「それでもアマゾンなら、マイクロソフトなら成長率を維持できる」と考えるのか、
「そろそろ頭打ちかなー」と考えるのかで意見が別れるかなといったところですが、

私はここに「夏枯れ相場」アノマリーと「セルインメイ」アノマリーも追加して
「そろそろ頭打ちかなー」と見ます。一旦調整してくれたら買いやすいですしね。

そういう意味で、インテルやマイクロンは今が買い時かもしれません。
そういえば、私の保有しているクアルコムは「5G対応データセンター向け」チップの開発を進めているそうです。

もしかするとインテルはこのままクアルコムに自身のワイドモートを突破されてしまうかもしれませんね。マイクロンはサムスン相手にどこまでやれるかですね。サムスンが中国企業ならアメリカ陣営のメモリはマイクロン独占だったんですが、一応韓国はアメリカの同盟国なのでファーウェイの様にはいきませんし。

なんにせよ、半導体は5Gの波にキッチリ乗れる企業をしっかり注視する必要がありますね。

ひゃなばい